現代熱力学の矛盾。気体の粒子速度が上がると圧力が上がるという説明は、流体力学のベルヌーイの式に反している。

現代熱力学は、圧力が上がる説明として、粒子の運動エネルギーが大きくなることを上げています。

容器に入れた気体粒子は、温度が高いほど、粒子の熱運動が大きくなり、粒子の速度も大きくなり、壁にたくさんの粒子がどんどん衝突していき、圧力も大きくなるということです。

—————————————(以下、こちらより引用)

【気体中の粒子の運動と圧力】

容器に入れた気体は,熱運動によって容器の壁に絶えず衝突する。このとき,壁が受ける単位面積あたりの力を気体の圧力という。また,温度が高いほど,気体分子の熱運動が大きくなり,壁に衝突する分子が多くなるので,気体の圧力は大きくなる。

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ところが、流体力学の分野で知られるベルヌーイの式には、流体(気体や液体の総称)の速度が上がると、圧力が下がることが示されています。

—————————————(以下、こちらより引用)

1. ベルヌーイの定理(流体のエネルギー保存の法則)とは

ベルヌーイの定理は、流体力学の中で非常に重要な役割を果たす原理の一つです。この定理は、流れる流体の任意の二点間でエネルギーの保存が成り立つことを示しており、流体の運動状態や位置、圧力といった要素間の関連性を明確にすることができます。

具体的には、流体が流れる(動く)際に持つエネルギーは主に三つ、運動エネルギー、圧力エネルギー、位置エネルギーの合計として考えられます。ベルヌーイの定理は、この3つのエネルギーの合計が一定であることを述べています。つまり、ある地点での流速が増加すれば、その地点の圧力が減少するという関係が成り立つのです。

この原理は、Daniel Bernoulliが18世紀に発表したもので、彼の名前を冠してベルヌーイの定理として広く知られています。航空機の翼の設計や、水の流れる配管の設計など、多くの工学的応用においてこの原理は不可欠です。

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ベルヌーイの式は、流体の圧力を \(p\) [Pa]、密度を \(ρ\) [kg/m3]、流速を \(v\) [m/s]、高さを \(z\) [m]、重力加速度を \(g\) [m/s2] とすると、以下の式で表されます。

$$ p+\frac{1}{2}ρv^2+ρgh=const.$$

この式は、流体の各点での圧力エネルギー、運動エネルギー、位置エネルギーの合計が一定であることを示しています。つまり、運動エネルギーの速度 \(v\) が上がるなら、圧力エネルギーの \(p\) は小さくなります。

このように、従来の熱力学の粒子モデルでは、温度の上昇に伴い粒子の速度が上がることで、圧力が上がると考えていますが、この考えは、流体の流速が上がると、圧力が減少することを示す流体力学のベルヌーイの式との矛盾しています。

上に述べられている通り、ベルヌーイの式は、飛行機や水利施設等のインフラなど、多方面に応用されている式です。

相対性理論などが、RAPT理論で完全に誤謬だと暴かれた通り、現代物理学は、やはり、根本的な矛盾を抱えています。

本当の粒子モデルや圧力が生じる理由は、ノーベル賞によって権威付けられた現代物理学界によって、隠蔽されてきたのでしょう。

一人でも多くの方々がRAPTブログに出会い、正しい知識があまねく知れ渡りますことをお祈りいたします。

お読みいただきありがとうございました。

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