知能を高めるというのは、一般的に容易ではないと考えられています。
最近では、「境界性知能」「グレーゾーン」といった言葉が取り沙汰され、よく聞かれるようになりました。また、中高生の学力低下の問題が指摘されることもあります。
これは、現在の教育システムや現在流布している思想体系では、知能を上げるのが難しいという現状を示しているのかもしれません。
(※本稿では、知能をIQに限らず、スタンバーグの知能の三成分理論における分析的・創造的・実践的知能や、感情知能(EQ)を含めた、総合的な認知能力として捉えています。これにより、境界性知能や学力低下といった現象も、単なるIQの低さだけでは説明できない側面を含むことになります。)
それでは、一度低下してしまった知能は戻らないのでしょうか。
知能を回復し、高めていく方法の一つとして、知能の高い人とよく交流することが挙げられます。
人は、誰と付き合うかによって、良い影響も悪い影響も受けます。
思いやりを持つのが当たり前のコミュニティで暮らしていれば、自然と思いやりを持つでしょうし、非行に近い環境で暮らしていれば、将来的に非行に走ってしまう可能性も高くなるでしょう。
したがって、知能の高い人と付き合い、その影響を受けるならば、自ずと知能の高い人の考えが身に付き、賢くなっていきます。元々、知的能力に自信がなかったとしても、知能の高い人々に囲まれて生活し、優秀なメンターから学ぶことで、知能も少なからず向上していきます。
だからこそ、今どれほどの知能を持っているかが問題なのではなく、誰と交流し、付き合うかが重要なのです。
私は、2021年にRAPTブログを通して聖書の神様に出会い、信仰を持つようになりました。その中で、日々知能が向上していくことを実感しています。
神様はこの世のどんな存在よりも、知能が高い存在です。
学校の勉強にいくら励んだとしても、知能の向上には限界がありましたし、自分の心に抱える問題を全て解決することはできませんでした。学校の勉強の範囲ではカバーしきれない問題が、人生を生きていく上では数多く存在します。
なぜ学校の勉強だけで、人生のすべての問題が解決しないかと言えば、私たちの体には肉体だけでなく、霊の体も存在するからです。霊の知能を認識していなかったがために、私たちの脳は100%の機能を発揮することができなかったのです。
‘つまり、自然の命の体が蒔かれて、霊の体が復活するのです。自然の命の体があるのですから、霊の体もあるわけです。 ‘
コリントの信徒への手紙一 15:44
https://www.bible.com/ja/bible/1819/1CO.15.44
そのため、神様を信じ、その御言葉に聞き従うならば、神様とますます近くなり、あらゆる面で知能が向上していくのです。
また、神様に出会うまでは目的意識に欠けた生活をしていましたが、信仰を持つことで人生に夢や目標が生まれ、張り合いのある生活を送れるようになりました。
目的意識がなければ、人生は退屈で、あまりにも長い年月に感じられます。何かをやろうという気力も湧いてきません。肉体だけに目を向けるならば、いずれ死んで塵に帰るため、努力する意義も見出しにくくなります。
しかし、霊体を持っていることを認識するなら、霊体は肉体が死んだ後も永遠に生き続けるため、生きている間に肉体を用いて、霊体の知能を向上させるべく努力する必要があるのです。
その中で、誰よりも高い次元におられる神様に認めていただけるよう、日々努力しもがくならば、それだけでも人生が充実します。また一人で漠然と生きるよりも、はるかに多くの物事に挑戦するようになり、その結果、自然と技術や能力が身につきます。
神様を信じることで、意欲や充足感、知識や知恵といったあらゆるものが与えられるのです。
このように、神様を信じ、近くなれるように努力していくことで、心に抱える問題も解決し、神様からあらゆる面で良い影響を受けながら、祝福と平安に包まれて生きることができるのです。
どうか、これをお読みのあなたが、神様と近くなることで、どこまでも知能の高い者となり、霊肉ともに限りない祝福を受けられますことを、お祈りいたします。
お読みいただきありがとうございました。

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