ハイゼンベルクの不確定性原理によって示される離散値の世界。

前回の記事では、数学における微分・積分学分野の連続実数の是非についてお話しました。

今回も、物理学分野において、この世界が連続実数ではなく、離散値の世界である科学的根拠がありましたので紹介いたします。

まず、ハイゼンベルクの不確定性原理とは、一般にΔpΔx≦h/2、ΔEΔt≦h/2であらわされる、量子力学において重要視される式です。

————————————–(以下こちらより引用)

1927年、ハイゼンベルグにより提唱された量子力学の根幹をなす有名な原理。電子などの素粒子では、その位置と運動量の両方を同時に正確に計測することができないという原理のこと。これは計測手法に依存するものではなく、粒子そのものが持つ物理的性質と理解されている。位置と運動量のペアのほかに、エネルギーと時間のペアや角度と角運動量のペアなど、同時に計測できない複数の不確定性ペアが知られている。

—————————————(引用ここまで)

また、wikipediaにはこう書かれています。

—————————————–(以下こちらより引用)

今日の量子力学において、不確定性原理でいう観測は日常語のそれとは意味が異なる用語であり、測定装置のような古典的物体と量子系との間の任意の相互作用を意味する。したがって例えば、実験者が測定装置に表示された値を実際に見たかどうかといった事とは無関係に定義される。また不確定性とは、物理量を観測した時に得られる測定値の標準偏差を表す。

——————————————–(引用ここまで)

しかし、以下の引用記事の著者は、不確定性原理において、上記のような測定誤差や標準偏差による確率論的な解釈をとる、”正統派”の現代物理学とは異なる論を唱えています。

———————————————–(以下こちらより引用)

<本論>

ハイゼンベルクの不確定性原理の等号は∆E、∆t、∆p、∆x、∆m、∆aが同時に最小粒子で有った場合の等号であり、∆Eと∆tとが反比例関係にあるとか、∆pと∆xとが反比例関係にある、という意味では無い。ただし、数式的に∆E、∆t、∆p、∆x、∆m、∆aがゼロでは有り得ない事を保証している。このように∆E、∆t、∆p、∆x、∆m、∆aのゼロでない幅は誤差と言う意味では無く、又観測による攪乱という意味でもなく、確率論的意味合いは全く無い。最も基本的単位∆tと∆xはそれぞれ、作用反作用が相手方に届くに要する最小時間、作用方・反作用方の間の最小距離を意味している。

先ずハイゼンベルクの不確定性原理の最小値をニュートンの動的作用反作用の法則から決定論的に導き出す。

F * v = const                                                                              (1)

m * (d/dt)(dx/dt) * dx/dt = const                                                (2)

{m * (d/dt)(dx/dt) * dx} * dt = const * dt^2                               (3)

∆E * ∆t = ħ                                             (4)

と見比べる

(m * dx/dt) * dx = const * dt^2                                                 (5)

∆p * ∆x = ħ                                              (6)

Const = m0 * a0 * v0                                                                (7)

ħ = E0 * dt0 = m0 * a0 * dx0 * dt0                                           (8)

ここでdx0、dt0は距離、時間の最小粒、m0は静止質量最小粒、a0は加速度最小粒

F0 * v0 = const                                                                          (9)

m0 * a0 * v0 = const                                                                (10)

const * dt^2 = m0 * a0 * v0 * dt0^2

            = m0 * a0 * dx0/dt0 * dt0^2

            = m0 * a0 * dx0 * dt0                                          (11)

(4)、(6)、(8)、(9)、(11)を見比べて

ニュートンの動的作用反作用の法則から

ハイゼンベルク不確定性原理の2式(4)、(6)が導かれることが論証された。

ハイゼンベルクの不確定性原理を、現代量子力学論者の如く、有りもしない確率密度波動関数を持ち込んで有りもしないヒルベルト空間(ミンコフスキー座標系が存在しない論証と同じ論証がヒルベルト空間にも適用される)なるものの上で自分達で勝手に物理世界に存在しない数学構造上の制約を持ち込んで、誤れる数学・確率論の測定誤差の標準偏差として議論する事自体が全く無意味である。

また、小沢正直の主張する、測定誤差と観測攪乱と“量子ゆらぎ”の組み合わせが、その最小値をプランク定数で制約できるから、本来の∆pと∆xの“量子ゆらぎ”の積はプランク定数よりももっと小さく抑える事ができるとする視点は余りにエンジニアリングを科学と混同した見解である。

又、“∆Eと∆tの方は同時に正確な値で測定できる”とする小沢等の主張は、“エネルギーとはエネルギー・レベルの状態”とスタティックにしか見ようとしない現代量子力学の誤りに起因しており、その時のエンジニアリング的誤差と観測攪乱により本来の最小粒子幅(=“量子ゆらぎ”)を隠してしまったケースである。

おわりに

厳密科学スミルノフ物理学とは、そこから一貫して導かれたスミルノフ生命物理学と主客合一したスミルノフ社会科学の理論的出発点であります。ですから、物理学理論ならば、文科系の自分には無関係と考える方が若しいらっしゃるとすると、それは認識錯誤です。

何故なら、私のスミルノフ社会科学を批判しようとするならば、厳密科学スミルノフ物理学まで遡ってその体系を批判し尽くさなければ、スミルノフ社会科学は覆されないからであります。

————————————————(引用ここまで)

上記のハイゼンベルクの不確定性原理の解釈によれば、数式より∆E、∆t、∆p、∆x、∆m、∆a(E:エネルギー、t:時間、p:運動量、x:距離、m:質量、a:加速度)の大きさがゼロでは有り得ないことから、物理世界においても、連続実数ではなく、離散値の物理学としてとらえるべきであるようです。

RAPT理論によって判明した通り、この世の学問はイルミナティによって、庶民に力を持たせないために、出鱈目な理論、理屈で尽く破壊されています。

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お読みいただきありがとうございました。

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