ニュートンの著書「プリンキピア」における3つの法則、慣性の法則、運動方程式(F=ma)、作用反作用の法則(F=−F)は、現在物理学の基礎として、高校や大学等で、教えられています。
しかし、「プリンキピア」(正式名称、自然哲学の数学的諸原理)には、もう一つの法則が記載されていたことをご存知でしょうか。
作用反作用の動的な場合として、ネジやジャッキなどが動く際の力と速度の積に、反対向きの抵抗力が生じることに言及していたのです。
すなわち、従来作用反作用の法則として、我々が教えられてきた F=−F は、作用反作用の静的な場合であり、上で述べた動的な作用反作用つまり Fv=-Fv における特別な場合だとみなせるのです。
ところで、この世の3次元空間(x軸、y軸、z軸からなるユークリッド空間)は、ベクトルで記述することができます。
そして、動的作用反作用の法則とは、ベクトルの外積をあらわしています。
ベクトルの内積は、ご存じの方も多いと思いますが、外積とは、2本のベクトルに対してベクトルを返す演算です。
((註)空間ベクトルaとbに対して,長さが∣a∣∣b∣sinθでaとbに垂直なベクトルのことを「外積」と呼び、その方向はAとBの決定する平面に垂直で,向きはAからB の方へ最小角を通って右ねじをまわすときねじの進む向きです)
これは、この世の根本原理として、ミクロの粒子の世界からマクロな世界までを貫く、ねじり、螺旋といった仕組みががあることが示唆されるのではないでしょうか。
実際にRAPT理論では、この世の根本的な原理に「渦巻き」(=らせん、ねじり)があると暴かれています。
◯RAPT×読者対談〈第82弾〉カタカムナこそルシファー信仰の源流である。
◯RAPT×読者対談〈第112弾〉現代科学の知識はどこまで本当か。
現代物理学は、説明できない現象が多く、難解な数式や作り出した専門用語を複雑に多用したはいいものの、次々と矛盾が露呈し、多くの科学者や学習者たち自身が、甚だしい混迷に陥っています。
忘れ去られていたこの動的作用反作用の原理こそ、現代物理学の凋落を止めるヒントとなるのかもしれません。
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